手紙は憶えている(2015)
2017年 08月 06日 (日) 20:15 | 編集
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Remember
監督:アトム・エゴヤン
出演:クリストファー・プラマー、ブルーノ・ガンツ、ユルゲン・プロフノウ
ヘンリー・ツェーニー、ディーン・ノリス、マーティン・ランドーナタリー・クリル
ジェイムス・ケイド
あらすじ:
最愛の妻ルースが死んだ。
だが、90歳のゼヴはそれすら覚えていられない程もの忘れがひどくなった。
ある日彼は友人のマックスから1通の手紙を託される。
覚えているか?ルース亡き後、誓ったことを。
「君が忘れても大丈夫なように、全てを手紙に書いた。その約束を果たしてほしい―」
2人はアウシュヴィッツ収容所の生存者で、大切な家族をナチスの兵士に殺されていた。
そしてその兵士は身分を偽り、今も生きているという。
犯人の名は“ルディ・コランダー”。容疑者は4名まで絞り込まれていた。
体が不自由なマックスに代わり、ゼヴはたった1人での復讐を決意し、
託された手紙とかすかな記憶だけを頼りに旅立つ。

Filmarksより引用)
たかむし的評価
4.0/5.0

これは面白い!!!
ずっと、どうなるんだろうって思いながら観てました。
ゼヴは認知症であるため、寝て起きると、記憶が混乱し、
亡くなった妻ルースを探すんです。
常に不安と戦いながら、復讐を続けていくんですけど
それがもう、こっちまで、ああ、もう!ひゃあ!って思って
緊張しまくってましたよ。
そして、衝撃のラスト。
うそ!まじか!え!まじか!!!っていう。
もうこれ、観なくちゃわからないと思いますが
すごい映画だな、って思いました。

以下ネタバレです。
これから観たいな、って思った人は絶対読まないでくださいね。


認知症なのでいろいろ忘れてるので
ゼヴ、最後まで復讐できるのかな、って思いましたよ。
4人容疑者がいて、3人目までは人違いだったの。
3人目の人はすでに死んでいたんだけど、その息子がナチ信仰者だったから
ゼヴの目的が分かって、彼は脅されるんですね。
でも、そのせいで、結果、その息子と愛犬を撃ち殺してしまう。
ショックを受けたゼヴだが、ここまで来たら、やめられない、と
この復讐劇を手伝ってくれているマックスに電話で告げ
4人目の元に…
そこでもまた衝撃!!!!!
なんと!!ゼヴ自身もナチ側でユダヤ人を大量虐殺をした男の一人だった!!!!
なんせ、認知症なので分かってないんです。
でも、最後思い出したのかな?4人目を撃ち殺した後、自分も自らの命を断ちます。
マックスは分かっていたんです。こうなることを。
マックスこそがゼヴたちに家族を殺されたアウシュヴィッツ収容所の生き残り、だったのです。
そして、自らの復讐に認知症を患っているセヴを見事に利用したんです。
すべて、マックスがホテルやタクシー、銃など綿密に計画しておいたのです。
それをセヴに手紙で、さも、ゼヴが語ったように見せて計画を実行させたのです。
本当!なんたる!!!でした。
戦争が終わっても、生き残った者たちにとって戦争は永遠に終わらないのでしょう。
なんとも切ないラストでした。
マックスは復讐を成し遂げましたが、それで満足できるとは思えないです。
だから、やはり戦争は何もいいことを生み出さない。私はそう思います。
今、世の中は変な雰囲気です。
こういう映画をちゃんと理解して、憎しみしか残らないことを分かって欲しいです。
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