帰ってきたヒトラー(2015)
2017年 04月 16日 (日) 21:09 | 編集
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Er ist wieder da/Look Who's Back
監督:デヴィット・ヴェント
出演:オリヴァー・マスッチ、ファビアン・ブッシュ、カッチャ・リーマン
フランツィスカ・ヴルフ、ラルス・ルドルフ
あらすじ:
リストラされたテレビマンに発掘され、復帰の足がかりにテレビ出演させられた男は、
長い沈黙の後、とんでもない演説を繰り出し、視聴者のドギモを抜く。
自信に満ちた演説は、かつてのヒトラーを模した完成度の高い芸と認識され、
過激な毒演は、ユーモラスで真理をついていると話題になり、大衆の心を掴み始める。
しかし、皆気づいていなかった。彼がタイムスリップしてきた〈ホンモノ〉で、
70年前と全く変わっていないことを。
そして、天才扇動者(ルビ:アジテーター)である彼にとって、
現代のネット社会は願ってもない環境であることを―。

Filmarksより引用
たかむし的評価
3.8/5.0

映画館でこの映画の予告を見たときは
まさかこんな映画だとは思わなかったです。
怖い。
ブラックユーモア、とかじゃないよ。本当に。
最初はそうかな?って思って、ちょっと笑ってしまうところとかあったけど
でも、「本物」のヒトラーだったとしたら
これ、本当に怖いし、歴史は繰り返す、って思いました。
ラストが本当に怖いです。あ、ホラー的なっていう怖さじゃなくて
心理的な、っていうね。

ヒトラーのことは私、あまり知らないのだけど
ユダヤ人迫害のがとにかく印象的で、「怖い人、残酷な人」ってイメージしかなくて
あまり、それ関係の映画や番組は観てないんだけど
この映画のような描き方でヒトラーをもってこられると
あ、ついていくかもしれない、って思いました。
なんせ、頭がいいんです。やっぱり。
最後の言葉は、ぞわー、ですよね。
彼だけが悪いんじゃない、って言う。
彼を選んだのは国民なのです。
そしてその選んだ国民は自分に似ていて、いつも私は人々のそばにいる、って言う。
混沌とした政治であったり、納得のいかない日常であったりすると
ヒトラーのような人が現れたら、人々は心を動かしてしまうような気がする。
本当に怖いのです。
今の世界の状況を反映しているっていうか、いずれ、こうなっちゃうんじゃないの?って言う。
映画だけの世界であってほしい。
それこそ、これもブラックユーモア、あっはっは!で笑える現実であってほしいと
切に願った映画でした。
観て損はないです。
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