エレファント・ソング(2014)
2016年 05月 26日 (木) 22:05 | 編集
elephantsong.jpg
Elephant Song
監督:シャルル・ビナメ
出演:グザヴィエ・ドラン、ブルース・グリーンウッド、キャサリン・キーナー

たかむし的評価
★★★★☆

すごい映画。
っていう感じです。
ストーリーを簡単に説明しますと
ひとりの精神科医が突然失踪した。
その手がかりを知っているのは彼の患者でもあるマイケルだった。
院長のグリーンはマイケルから精神科医の話を聞こうと試みるが
マイケルの話は嘘なのか、真実なのか、よく分からず、
人を茶化されているように思え、グリーンの苛立ちが募る…
っていう感じです。はい。
大部分がグリーン院長とマイケルの「会話」で構成されていて
派手な演出はほとんどない。
場面の切り替わりが絶妙なので少しずつ真実がわかる。
にしても衝撃のラスト。
こんな結末だったとは。と。
にしても、グザヴィエの美しいこと。
この人、本当、見惚れる…。
あの声のトーンも凄く好き。ああ、グザヴィエ、好きです♡

以下ネタバレですが
この映画を観たいな、って思っている人は絶対にネタバレ読まないでください。

私もグリーン院長と同じく、もう、何こいつ(マイケル)って思いながら
イライラしてました(笑)
でも少しずつ真実がわかったり、嘘がわかったりするにつれて
なんだか不気味な感じなんですよね。
ミステリーっていうか、精神科医は失踪でも事件に巻き込まれたわけでもなかったのですが
とにかく不気味な感じは最後までずっと続きます。

マイケルが受けた過去の傷。
そして、初めて愛を知ったのに受け入れてもらえなかった傷。
たくさんのことが限界だったんだと思う。
だから、あれは彼が仕組んだ罠で、まんまとその罠に
グリーンははまってしまったのだと思う。
とても悲しい結末でしたね。
でも、それがあって、疎遠になっていた元夫婦の仲も
少し近づいたんじゃないかな、と。でも悲しすぎる。
みんな、傷を負っている。
それぞれがとても苦しんでいた。
マイケルはずっと一人で苦しんでいたんだと思う。
彼はもしかして最初から死を求めていたのだろうか、と思った。
わざとああやって嘘をたくさんついて自分の道を切り開いて。
マイケルにとって少しでもグリーンが話を聞いてくれるいい医師であっただろうか。
そうであってほしい、と本当に思う。じゃないと悲しすぎるもの。
象の鼻、と、だます、ねえ。あんたそりゃないぜ!って思った。
夢中になってみてしまった100分でした。
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